エコを考える

これまで、日本では昭和の時代から、戦争復興後目覚ましい発展を遂げてきました。重工業を中心に原材料のない環境から、加工技術を上げていくことで生き残りの道を探ってきたのです。そのかいあって、世界有数の経済大国として、名を挙げることとなりました。しかし、一方では、急激な発展の陰で、公害問題が発生していました。そういった反省を踏まえて、日本では地域とともに環境を考えた企業活動が当たり前になってきています。そういった取り組みは周囲からはわかりにくいものでもあります。そこで、各企業が取り組んでいるのが、国際規格のISO14001です。ISO14001はいわゆる環境ISOとも呼ばれ、環境に配慮した活動を規定することで、それに基づいた活動をしていることを証明するものになっています。

現在、ISO14001を認証取得している企業の多くは、工場から出る廃棄物をできるだけ少なくし、出てくる廃棄物は再利用可能な状態にして、社外に排出するといった取り組みをしている場合が多くあります。こうした流れは、一見コストがかかっているように見える場合もありますが、うまく成功している企業では、むしろコストが安くついている場合も多いのです。こういったことは、あまりアピールされていないことで、多くの企業の参入には至っていない原因の一つにもなっています。今後については、ISO14001をとることで、どういったメリットが発生しているか、ということをアピールする場が増えることが予想され、それにともない多くの企業が認証取得を目指すことになることが予想されます。